体験談~セブ島~



セブ島への留学を決めたのは、長年勤めていた会社が倒産したという事が大きなきっかけでした。
若い頃からずっとお世話になった会社の倒産は私にとっても非常に辛く、またお世話になった社長達と離れるというのは、心情としては辛かったです。

でも、これは私にとって大きなチャンスでもありました。
幸い私は日頃から無駄遣いもしていませんでしたし、蓄えだけはあったのです。妻からの後押しも受け、やっとセブ島への留学が叶ったのです。

インターネットで色々調べ、セブ島へのシニア留学の手配をしてくれる企業を見つけました。
何故セブ島を選んだかというと、やはり日本から近いという事が大きかったです。
時差も少ないと聞いていましたし、この歳からの留学にはもってこいだと思ったんです。
初めての海外留学、初めての海外暮しという事で少々不安はありましたが、それでも英語を学べる嬉しさの方が勝っていましたね。

セブ島はフィリピンでも二番目に大きい都市圏を形成している地域。かつてはスペインの植民地という歴史があったそうです。
古くからある市場や巨大ショッピングモールなど、観光客を対象とした場所としても賑わいを見せていると聞きました。

セブ島はフィリピンの中でも治安が良いエリアとして、既に留学した日本人の間でも好評。
理由は、山間部が少なくゲリラが居ないからだそうです。私たちの感覚からは想像できないことでした。

確かに、私たちが青春を過ごしていた1970年代は共産ゲリラが盛んに活動していた時期で、フィリピンへの進出が難しいという事情は理解できます。
そこで、外資系企業の進出先としてもリゾート地としても発展を遂げたと言うことでしょう。さまざまな意義を見い出した私はセブ島に行こうと決意しました。

実際のフィリピン、セブ島での暮らしは日本と何もかもが違い、最初こそ戸惑いはありましたが、やはり人間の適応能力は凄いなと改めて思いました。
何日か生活しているうちに、すぐに慣れてしまったのです。

あと、セブ島の人間の温かさ!

日本人でも分け隔てなく明るく接してくれたので、とても楽しい日々を送る事が出来ました。
海外留学で一番不安だったのがその土地の人とのコミュニケーションなので、それが意外と簡単に出来たというのは嬉しかったですね。

さて、英語学習の為に通っていたキャンパスでは、グループでの授業やマンツーマンでの授業を中心に受けました。
グループでの授業はともかく、マンツーマンでの授業は緊張しましたね。
私、英語に興味があるとは言ったものの、今まで英語で誰かと喋った事なんてないんですから。
でも、二人きりの授業では嫌でも話さなくてはいけません。恥ずかしがり屋が多い日本人にとって、このマンツーマンレッスンはとても有意義だと感じました。

ちなみに、私が利用した学校は日本人が多い学校。
「ちょっと物足りないのでは?」という友人の意見もありましたが、私の年代から語学留学に通うのであれば十分です。
日本人の仲間が増えるのも励みになったポイントだと思います。

セブ島への留学は今思いだしてもとても楽しい日々でしたね。物価も安いし、セブ島の人はみんな明るくて楽しいです。
毎日楽しく過ごしながら英語を勉強出来たので、とても良い留学が出来ました。今度は留学でなく普通に遊びに行きたいですね。